㈲西尾商店(静岡市清水区蒲原4—15—37、西尾公伸社長)は、B—nest静岡市産学交流センターが主催する令和3年度静岡おみやプロジェクトで開発した『西尾のかけるおだし』シリーズを販売開始した。こだわりの天然原料を微粉末にしてブレンドした〝パウダーだし〟で、卵かけご飯やカレー、煮物など出来上がった食べ物の仕上げや味変としての食べ方を提案する。
「西尾のかけるおだし」シリーズは全部で4種類。①焼津—燻しだし—(手火山式鰹荒本節)②指宿—和風だし—(鰹本枯節)③北海道—昆布だし—(羅臼昆布)④伊吹島—合わせだし—(片口鰯)—のラインナップとなっている。テーマは〝日本のだしめぐり〟で、各地域の特産品を強調しつつも絶妙なバランスで調合している。また、①焼津は卵かけご飯やカレー、②指宿は白米や卵焼き、③北海道はポテトサラダやシチュー、④伊吹島はみそ汁や焼きそばなど、それぞれの商品に特に合う料理を紹介しており〝出来上がった料理の仕上げや味変に、だしをかけて食べる〟という新しい食べ方を提案する。今回の商品開発にあたり心掛けたのは、だし離れが懸念される若年層へのPRだ。同社のいままでの老舗感あふれる商品パッケージを一新、ポップで手に取りやすいものにした。また、出来合いの料理にかけるだけという手軽さがお土産やちょっとした贈答用にぴったり。そして、だしのうま味を舌で直接感じることで、料理に含まれる化学調味料や塩分の多さに気付いてもらうことも大切だという。西尾透雄専務は「弊社はだしメーカーとして、さらなるだしの普及を目指します。今後は、リピーター用にお得な100g入りパックを作りたい」と話す。
同シリーズは一袋20g入り。食塩、化学調味料不使用。価格は540円(税込)。購入はエスパルスドリームプラザ内やECサイトから可能。
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