静岡巽ライオンズクラブ(井上桃都師会長)は8月10日、静岡市に『SDGs宣言書』を提出した。
宣言書の提出に先駆け、静岡巽ライオンズクラブでは7月の例会に講師を招き、勉強会を開催。クラブメンバーがSDGsへの理解を深めるための場を設けた。「温暖化や海洋汚染、飢餓など地球規模で起こっている問題を知り、その課題を解決する支援に取り組むという意識を高めることができればと考え企画しました。勉強会を通じて、我々が取り組んでいるライオンズの活動もSDGsに直結することが多いことを再認識することもできたことも良かったと思っています」と井上会長は話す。
今年度、『「温故知新」磨き上げよう我らの奉仕』をスローガンに掲げる同クラブは、献血・盲導犬育成支援募金活動や児童養護施設の支援、ダイラボウの整備、三保海岸及び麻機遊水地の清掃活動などさまざまな奉仕活動を行っている。井上会長はSDGs宣言したことを足がかりに、より意欲的な奉仕活動に取り組んでいきたいと考えている。「一人一人の意識が高まり、より幅広く、より奥深い奉仕活動ができるようになったと感じています。またクラブメンバーが自社の事業に取り込むようになればSDGsはもっと世に広まるとも考えています。勉強会では学生がSDGsに高い関心を持っており、企業の採用活動にも影響を及ぼしていると聞きました。社会奉仕活動と各々の事業活動を通じて地域社会に貢献できる存在を目指していきたいと思います」。