アサヒサンクリーン㈱(静岡市葵区本通10─8─1、浅井孝行社長)は、SDGsを推進するためPIF(企業活動が環境・社会・経済にもたらすインパクトを包括的に分析・評価し、目標を設定のうえ、その実現に向けた継続的なエンゲージメントを重視したファイナンス)契約を静岡銀行と締結した。
PIF契約締結は㈱日本格付研究所による信用格付によって第三者の視点から評価されたもの。
【環境面】SDGs13
訪問入浴サービスでは自社開発の浴槽を使用することで節水を可能にした。ほかにも電子カルテやSmartHRの導入しペーパーレス化の推進を行っている。
【社会面】SDGs5・8・10
本社内に本社教育課、各支店に支店教育指導課を設置し、人材育成のための研修体系は年間スケジュールで実施。従業員資格取得支援制度も充実している。また、女性がより活躍できる職場環境整備を推進するため、2018年に女性活躍推進室を設置。2020年には外国人活躍推進室を設置し、女性従業員のキャリア観の醸成や技能実習生の受け入れをしている。ほかにも浴槽の軽量化や移動負担軽減のための用具開発など従業員の負担を軽減させながら、より安全な対策が施されている。また現在、アスリートの就労支援として「デュアルキャリア制度」の導入も検討している。
【経済面】SDGs11
アサヒサンクリーンは、全国に11支店、施設介護事業本部・福祉用具統括本部と300営業所を構えており、訪問入浴介護の普及や地域における介護相談窓口の拡充、新規事業の展開など、地域に根づいたサービスの提供をしている。