フランス料理店の「Cantine（カンティーヌ）コトイチ」（静岡市清水区草薙１─14─９、荒木佑也オーナーシェフ）が11月7日にオープンした。清水区の本格フレンチレストランで修業を積んだシェフが、アペロ（一皿料理）を中心とした料理を食堂感覚で気軽に楽しめる、新しいフランス料理の楽しみ方を提供する。
高級料理で敷居が高いと思われがちなフレンチを、より気軽に多くの人に楽しんでもらえる店にした。店名につけた「カンティーヌ」というフランス語は「食堂」という意味。フランス料理を身近なものに感じて、より多くの人に楽しんでもらうことで、地域に愛される場所となることを目指している。
食材は地元静岡産に加え、国内外から素材を集めることで、旅行や遠出がしにくい時世に静岡以外の土地の食材を楽しんでもらい、それぞれの土地のことやフレンチの調理方法・料理について知ってもらうなど、新しい情報を発見してほしいと考えている。
清水区の本格フレンチで修業をしたシェフが厳選するジビエなどの肉料理の素材の旨味をハーブ・スパイスの香りで引き立て、伝統的なフランス料理の調理方法で仕上げる本格フレンチ。アペロ（小皿料理）、メインディッシュ、スープ、デザートなど、アラカルトからコース料理まで用意する。
オーナーシェフの荒木佑也氏は神奈川県出身。神奈川でキャリアをスタートし、静岡県に移住した。料理の知識・技術を確かなものにしたいとフレンチ料理の世界に飛び込み、静岡市清水区の本格フレンチレストランで、二つ星フレンチレストランのキャリアを持つシェフに従事した。
- 問い合せ、０５４・３４７・０６０７