昨年に創立50周年を迎えた㈱SBSプロモーション(静岡市駿河区森下町1─35、永田龍彦社長)は、営業戦略体制を一新している。横山隆治事務所(㈲シックス・サイト=東京都港区)の横山隆治代表とアドバイザリー契約を結び、DX(デジタル・トランスフォーメーション)に寄与しながら、TVを主体としたマスメディアとWEB展開にデータを連動したマーケティング課題解決提案を進めていく。
同社は、TVをはじめとするマスメディアとWEB、データの活用による顧客基点のマーケティング戦略における豊富な知見と経験を有する横山氏をアドバイザーとして迎えることで、これまで主流だったマスメディア中心の広告取引から、クライアント企業各社に向けて、TV視聴をはじめとしたメディアデータ、WEB検索データとデジタル広告が連携したマーケティングデータ、さらに購買・行動データや、デジタル広告やOMO型のプロモーション、検証をベースにした仮説構築まで一気通貫したマーケティングコミュニケーションの戦略的策定など、これまでより一歩進んだソリューションの提供を加速していく考えだ。
横山氏は「これまで私が続けてきた新たなデータマーケティングのトライアングルを構築し、SBSプロモーションとともにマーケティング課題解決から経営戦略のご支援まで、企業のみなさまに合わせたアドバイスができればと思っています」とコメントしている。
横山氏は1982年青山学院大学文学部英文学科卒。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論家、体系化に取り組む。企業のマーケティングメディアをPOEに再整理するトリプルメディアの考え方を日本に紹介。主な著書に『CMを科学する』(宣伝会議、2016年)、『新世代デジタルマーケティング』(インプレス、2015年)など。
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