静岡県マンション・ビル改修技術勉強会(森英智代表=アールテック㈱代表取締役社長)は2月1日、第2回勉強会を開催した。
勉強会はオンライン形式で行われ、行政やマンション業界関連企業の関係者ら120人が参加した。勉強会の講師は、矢吹周平国交省住宅局参事官、静岡県くらし・環境部の鈴木義彦すまいづくり課長、SMS㈱佐藤マンションサポートの佐藤稔代表、同勉強会の森代表らが務めた。講演では、2022年4月に施行された改正マンション管理適正化法の動向を紹介したほか、分譲マンションに関する国交省の施策や県内における分譲マンションに対する行政の取り組みなど幅広く情報発信した。
静岡県マンション・ビル改修技術勉強会は、マンション大規模修繕の調査・診断・設計を専門とする森代表が立ち上げた。首都圏と比べて、静岡県はマンションやビルの改修における技術や工法などの最新情報が得にくい。その現状を踏まえ、施工会社やメーカー、管理会社などに向けて情報発信と情報共有することで、専門知識を高めたり、技術を向上させたりすることを会の活動目的としている。「マンションは、所有者にとって大きな財産の一つです。その財産を守るためには、業界はもちろんエンドユーザーの底上げを図ることが必要です。マンションやビルなどの修繕・改修に携わる企業はもちろん、マンション管理組合やビルオーナーの方などの参加もできますので、関心のある方はお気軽にご相談ください」(森代表)。
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