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【カネス製茶】〝本物の日本茶〟を追求し続けるボトリングティーブランド『IBUKI bottled tea』の卸販売が開始。煎茶と烏龍茶の2種類

2023/03/20 [03月20日号掲載]

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 ㈱カネス製茶(島田市牛尾834─1、小松幸哉社長)は、「本物の日本茶の価値を世界へ広げていくこと」をミッションにしたボトリングティーブランド「IBUKI bottled tea」の卸販売専用ラインとして、2種類のボトリングティーを新たに開発した。

 ボトリングティーとは、特別な製法で茶葉のポテンシャルを最大限に引き出しボトルに詰めた、リキッドタイプの高級茶。近年ではノンアルコール需要も増えており、贈り物のシーンだけでなくラグジュアリー飲料の新しい選択肢としても楽しまれている。

 「IBUKI bottled tea」のボトリングティーは全て独自の「フィルタード・コールドブリュー製法」で製造している。加熱をしないフィルターによる殺菌方法と、茶師が茶葉に合う適切な温度を徹底して管理し抽出することで、最大限までそのポテンシャルを引き出すことに成功した。

 ボトリングティー 「IKUMI(750㎖)」は、煎茶の中でも全国で7割以上の栽培量を誇る日本茶の代表的品種「やぶきた」を使用。島田市の中でも有数の茶処である伊久美(いくみ)地域で栽培され、爽やかな香りとほのかなうまみが特徴。渋みとうまみ、香りのバランスが非常によく、「これぞ高級茶」と呼べる、確かな味わい。「IKUMI」は産地へのリスペクトを込め、地名を商品名とした。

 ボトリングティー「SEISOU(750㎖)」は、静岡県にしかない「香寿(こうじゅ)」という民間育成品種の烏龍茶を使用したボトリングティー。烏龍特有の華やかな香りとさっぱりとしたうまみやミルキー感が特徴で、国産だからこそ再現できる特別な烏龍茶だ。「SEI ─青─」という字は台湾で古くから最も栽培されている青心烏龍茶から、「SOU ─奏─」はまるで収穫を謳うような華やかな香りを感じてほしいという想いから命名した。