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【REVA不動産】地域の衰退防止に全力で挑む、空き家の専門家空き家所有者、空き家情報を募集

2023/04/20 [04月20日号掲載]

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 ㈱REVA(リーバ)不動産(藤枝市水守3—21—7、片山義洋社長)は、数ある不動産業務の中でも「空き家相談」に重きを置いて事業を展開している。相談会の開催や終活イベントへ参加するなど、空き家問題の解決に向けて啓発活動に積極的に取り組んでいる。活動エリアは主に静岡県中部地区。

 宅地建物取引士のほか、空き家相談士、2級ファイナンシャルプランニング技能士、増改築相談員の資格を有する片山社長が〝空き家〟に興味を持ったのは約6年前。前職の不動産会社勤務時に会社からの指示で空き家相談士の資格を取得し、空き家物件と関わるうちに「誰かがやらないといけない」という使命感に燃えたという。その後、会社の方針が変わり新築物件に多く関わることになったが〝空き家熱〟が収まらずに独立した。藤枝市空き家ゼロにサポーターにも登録している。

 空き家が増える理由には、購入時よりも価値が下がり売れない、相続で兄弟と揉めているなどという金銭的な問題や、実家への思い入れがあったり親が子に「処分していいよ」と伝えないまま亡くなり踏み切れなかったりする精神的な問題があるという。そのまま10年、20年、30年と時がたち、建物がどんどん劣化していることが多い。片山社長は「一人でも多くの空き家所有者と会うこと」「空き家の情報収集」のために情報収集や訪問、啓発活動にまい進している。4月9日には、静岡市葵区足久保口組の新光明寺で行われた「春のわくわく終活祭」にブース出店した。片山社長は「今ある空き家をなくすのと同時に、これから空き家になる家を増やさないという活動も必要です。相続の際に家をどうするか決め、処分したり子に指示したりする必要がある。いろいろなお家事情があると思いますが、他人事と思わずにぜひ気軽に相談してほしい」と話している。

  • 問い合せ、054・631・4933