焼津商工会議所(焼津市焼津4—15—24、小原照光会頭)は3月25日、焼津水産ブランド認定書授与式を開催した。
焼津市の産業活性化や商業振興を目的に、焼津市内で製造された魅力ある水産関連商品を認定する焼津水産ブランド。2008年から取り組みを開始し、2024年4月1日現在で21企業44商品を認定している。今回新たに焼津水産ブランドに認定されたのは、㈱中島屋ホテルズ(静岡市葵区紺屋町3—10、鈴木健太郎社長)焼津グランドホテルの「中島屋オリジナルドレッシング 焼津鰹節と玉ねぎ」と㈱丸又(焼津市東小川1—4—3、鈴木理恵子社長)の「いわしはんぺん竹包み」の2商品だ。
「中島屋オリジナルドレッシング 焼津鰹節と玉ねぎ」は、かつお節の香りやコク、醤油の塩味、玉ねぎの甘味のバランスをとることにこだわった。玉ねぎの食感が残る飽きのこない口当たりとふんだんにかつお節を使った焼津ならではの商品となっている。
一方の「いわしはんぺん竹包み」は、昔ながらの石臼づくりの製法で、魚本来の旨味を引き出した商品だ。素材と水にこだわり、マイワシを骨ごと使用。保存料や化学調味料などを使わず、天然調味料で素材の旨みを引き出した。