医療法人社団アールアンドオー（鈴木延幸理事長）が運営する静岡リウマチ整形外科リハビリ病院（静岡市葵区柚木90—１）は４月１日、「しずおか整形外科病院」に名称を変更した。
同院は昨年に開院25周年を迎えた。開院当初に不治の病であった〝リウマチ〟は、医学の進化とともに薬物療法で治せる病気になり、リウマチ科の診療を終了することとなった。同院は「今後は関節外科や脊椎外科、スポーツ整形、再生医療に特化し、最新かつ高度な医療を提供するため、さらなる研鑽を重ねてまいります」とコメントしている。
同院は、自分の血液を使った再生医療ＰＲＰ療法や、手術をせずに関節の炎症や関節痛の軽減が期待できるＡＰＳ療法を実施しており、定期的に説明会を行っている。
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「駿府の杜クリニック」
「通所リハビリテーション駿府の杜」が移転
同グループの施設「駿府の杜クリニック」と「通所リハビリテーション駿府の杜」が４月１日に移転した。新住所は静岡市葵区追手町10 新中町ビル３０１号。
旧地の興産ビル（静岡市葵区追手町９—28）は、静岡市の災害に強い街づくり事業（要安全確認計画記載建築物除去事業）の要請を受け解体されることとなったため、同ビルの隣に位置する新中町ビルへ移転を決めた。４月１〜２日には、移転作業によって院内でリハビリテーションができないことから、屋外活動実践リハビリとして駿府城公園内でお花見をしながら体操や散歩を実施した。４４６人の総利用者のうち、２日間で約１４０人が参加した。
同クリニックは、総合病院などを早期退院し、在宅生活に適応することが難しい人のためにリハビリを提供している。また同通所リハビリテーションでは、リハビリの体験や見学を随時行っている。
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