㈲清水庵原屋（静岡市清水区銀座14─４、望月昭伸社長）は、静岡市両河内地区の“農業女子”鈴木麻友氏が生産する静岡茶を使用したプリンを開発。全国の伊勢丹で取り扱うお歳暮ギフトを中心に販売する、限定詰め合わせ商品を発売した。
『静岡茶のぷりん』には両河内地域の清沙由苑で生産される静岡産抹茶を使用する。朝晩の寒暖差があり霧が立ち込める興津川上流地域の気候が上質なお茶を育んでいる。鈴木麻友氏は女性の若手生産者“農業女子”として注目される存在。「静岡市内で生産されるお茶を使って上質な抹茶味を」との同社の求めに応え、今回のコラボ商品の開発に至った。
『静岡茶のぷりん』はムースのようになめらかな口あたりと、濃厚な抹茶の味わいが印象的。生菓子より日持ちもよく、「昨年発売した和三盆ぷりんは、会社関係でも総会時のお土産品やお年賀のご挨拶時のご進物等にご好評をいただいております」（望月一徳取締役）という。
百貨店との取引歴も長い同社は、企画商品の開発で蓄積したノウハウを発揮し今回の展開に至った。昨年のお歳暮ギフトでも手ごたえを得ており、今季はまず３００セットの販売を見込む。
『静岡茶と和三盆ぷりんの詰め合わせ（伊勢丹限定）』は静岡茶６個、和三盆３個のセット、３２４０円（税込）。伊勢丹お歳暮ギフトセンター（新宿本店、立川、松戸、府中、浦和、相模原、新潟、静岡、コリドーフジ）と伊勢丹オンラインショップで販売のほか、清水本店、静岡伊勢丹内売店では１個から販売中（３３５円・税込）。１月末までの期間限定、ギフトセンターでの取り扱いは12月25日まで。
問い合せ、０５４・３６６・１０２２