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スイーツインベストメント 3社共同で分譲開発 “横内プロジェクト”も好調

2015/01/20 [01月20日号掲載]

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 末廣建設㈱(藤枝市高柳1281─1、玉木末雄社長)と㈲アイブロス不動産(藤枝市上青島515─1、三橋陽子社長)、㈱A&C不動産販売(藤枝市青木2─2─12、橋本和洋社長)の3社は、共同分譲開発事業を加速する。

 もともと3社はビジネス交流を通じて親交があったことから、2009年に共同で分譲開発事業を進めようと“スイーツタウンプロジェクト”をスタート、2010年に焼津市大住(10区画)と同三右衛門新田(4区画)、2013年に藤枝市茶町(12区画)、島田市中河(6区画)と、これまで志太榛原地域で4カ所の分譲開発を手がけ、いずれも発売後まもなく完売するなど販売が順調に推移していることから、2013年12月に開発・販売の受け皿となる投資会社、㈱Sweets Investment(本社藤枝市上青島515、玉木潤一郎社長)を設立、昨年3月には宅地建物取引業免許も取得して分譲宅地の開発と販売事業に本格的に乗り出した。

 現在販売準備を進めているのは、今月開発許可予定のスイーツタウン横内(藤枝市横内)。敷地面積約1万1600㎡・全41区画分譲という大型分譲地ということもあって、昨年11月に住宅会社に販売協力を呼び掛けたところ、その日に4分の3が予約で埋まったという。「これまでのプロジェクトが好調だったことが、業者の方々の信頼につながったのかも。当初は3次募集まで考えていたので人気の高さにびっくりしています」(㈲アイブロス不動産・石川優治部長)。スイーツタウン横内については、この2月にも一般向けPR告知を開始し、販売予約会なども開いていく。大型物件の買取には今後とも力を入れていく予定だ。

●問い合せ、050・3692・3123