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【なすび】料理顧問に柿澤一氏を招へいなすびブランドの向上を目指す

2015/06/11 [06月05日号掲載]

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㈱なすび(静岡市清水区港町2─1─1、藤田圭亮社長)は、料理家として国内外で活躍する柿澤一氏と顧問契約を結んだ。

 柿澤氏は、京都『つる家』で修行後、アメリカ合衆国・ワシントンDC日本大使館総料理長に就任。その後『つる寿』の2代目総料理長、現在はミラノ万博日本レストラン館のスーパーバイザーを務めるなど世界に和食を発信するトップランナーとして知られている。

 なすびのブランディングに関しては、手始めに同グループの旗艦店である『茄子の花無庵』にて、早川亮介総料理長×柿澤一氏『一富士二鷹三茄子 懐石』を考案。静岡の地の物や旬の素材を生かした本格和食をリーズナブルに楽しめる懐石として早くも話題を集めている。

 今年で創業40周年を迎えるなすびでは、今後も商品開発のためにさまざまなネットワークを駆使して外部の人材を招いていく方針だ。「料理のレベルアップや世界に通用する料理人の育成などを通じて、なすびグループのブランド価値向上を目指していきます」(藤田社長)。

  • 問い合せ、054・354・1138