2007年の設立以来、共同経営を行う佐藤充晃副社長と、ITを駆使しながら、これまでにはなかった飲食店の新しいカタチを創造してきた。“外国人来店者向けのメニュー多言語化システム等の開発および導入”など、次々と経営革新を取得し、新たなステージにチャレンジするのも、その先にある複合業態外食産業を目指しているからこそ。今年から本格的に取り組みはじめた“インバウンド対策”も、海外展開を見据えた社内体制の強化と位置づけられる。「外食産業は人と人、こころとこころが触れ合う笑顔あふれる素晴らしい産業。お客さまのこころを満たし、従業員のこころを育て、こころに笑顔を咲かせる外食産業を創りたい」と語る渡邉社長に話を聞いた。

■略歴

渡邉一博(わたなべ かずひろ)

昭和50年4月、広島県広島市生まれ。平成12年3月、早稲田大学工学部卒業。同年4月、日本オラクル㈱に入社。ITコンサルタントおよびセールコンサルタントとして、省庁や独立行政法人、大手通信会社を担当。営業戦略の立案から営業活動に従事し、マーケティングやビジネス推進のスキルを修得する。平成20年8月、㈲こころ設立。県内を中心に“居酒屋ダイニング てんくう”を8店舗展開する。