静岡広告㈱(静岡市駿河区馬渕2─9─6、高村信継社長)は、『中小企業向けの映像コンテンツを活用したWEBサイト制作支援サービスの提供』をテーマに経営革新計画の承認を取得した。4月から顧客に向けて、ホームページ内に動画コンテンツの提案などを行う“WEB企画制作事業”をスタート。同社によると、これまで文字を読ませていたページを映像に換えることによって、ストレスなく理解してもらうことができるため、アピールしたい内容がより的確に訴求できるという。
現在、米国ではユーチューブやネットフリックスをはじめ、ヴァインやインスタグラムなどの動画配信サービスが主流となっており、若年層を中心に従来のメディアから距離を置くユーザーに向けて、より訴求するメディアツールを探していたという。高村社長は「スマートフォンを使ってさまざまな調べものをする方も多いと思います。しかし、サイト上にぎっしりと文字が羅列してあるページを読むにはかなりのエネルギーを要します。そこで、文字を使って説明していたものを動画に切り替えることで、読み手側に負荷をかけることなく、自社の強みをアピールできる。また、ホームページのアクセス数の増加にも繋がる」と期待を寄せる。
また、創業65周年を記念して、動画コンテンツを取り入れたホームページの制作を特別価格で請負う。ただし、継続的にホームページの維持・管理に関するメンテナンスを同社に委託することが条件。「スマートフォンは、さまざまな検索やコミュニケーションツールの道具として重要な位置を占めている。今後は動画配信サービスが新しいメディアとして普及していくことが予想されることから、デジタルマーケティングの領域に軸足を置き、新たな事業の柱にしていきたい」。
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