栄養バランスに配慮した身体にやさしい“ganmoバーガー”の製造・販売を行うganmo.burger(静岡市葵区鷹匠3─21─1、安部恵代表)は、和食ブームを追い風に、アメリカや欧州など海外に進出する。
食材は生産者の顔が見える安心・安全なものだけを仕入れ、添加物や保存料は一切使っていない。“ganmoバーガー”専用のオリジナルがんもどきや国産のコシヒカリ米やうるち米など、安部さんの愛情やこだわりが詰まった『美味しい、ヘルシー』がコンセプト。冷蔵庫にあった1つのがんもどきがきっかけで“ganmoバーガー”は誕生した。がんもどきが好きでなかった安部さんが、どうすれば美味しく食べられるかを考えて作ったのが“ganmoバーガー”のはじまり。安部さんの手づくりによる四季折々の旬の食材を使ったソースも人気。現在、県内外で開催されるイベントなどに出店しているほか、ビーガン(完全採食主義者)や食物アレルギーに悩む人たちも安心して食べられるため、今後は食にこだわりを持つ人たちが集まるイベントにも積極的に出店する計画だ。
今年は起業して5年目を迎えることから、桜えびや鰹節など、静岡ならではの食材を使ったワンアンドオンリーの“ganmoバーガー”の魅力を県外にも発信していく。「今後は障がい者雇用など、社会貢献にも寄与していきたい。これからの地域を担う子どもたちにも、高タンパクで栄養価の高いがんもどきの美味しさや調理法を伝えていきながら、海外の人たちにも和食の素晴らしさや日本食の文化を伝えたい」。
●問い合せ、090・7957・6144