登呂遺跡博物館に貴頭衣を寄贈
静岡弥生ライオンズクラブ(塩川達也会長)は10月20日、登呂遺跡周辺の清掃活動を行った。
当日はあいにくの雨模様だったが、クラブ会員20人が集まり、約1時間の清掃作業をした。清掃活動終了後には、貴頭衣(かんとうい)30着を登呂遺跡博物館に寄贈する式典を行った。式典には、田辺信宏市長も参加した。
静岡弥生クラブでは、〝弥生〟というクラブ名にちなんだ社会奉仕活動として、弥生時代の遺跡である登呂遺跡及び周辺の植樹活動や清掃活動などを継続してきた。塩川会長は、「富士山の世界文化遺産登録を機に、ツアーの一環で登呂遺跡に立ち寄る観光客が増えていて、修学旅行や遠足で訪れる小中高生も多いと聞きます。今後も観光振興や教育支援に役立つ活動をしていきたい」と登呂遺跡の支援を続けていくことを約束した。