「中小企業経営者のシニアライフを確かなものにする」をテーマに「自分と向き合う人生会議」という異業種パワーチームが結成された。顧客にトコトン寄り添ってつくる「手書き人生年表Ⓒの達人」として首都圏でも活躍するファイナンシャルプランナーの角田安弘氏と、キャリア形成促進助成金を活用して中小企業の様々な課題を解決する秋山寿久氏が主要メンバー。
「人生会議」の特長は、従来なら社会保険労務士、税理士、経営コンサルタント等といった業種の人たちが個々に経営者と接点を持ち、それぞれの視点でサポートしてきたことを、ゴール設定を明確にし、包括的にアドバイス・サポートしながら〝人生設計書〟を作成する。しかも、経営している「企業の未来設計」と経営者自身の家族設計を一つとして考える「ライフ・ブランディングⒸ」という手法を用いることだ。
サラリーマンよりも不安な経営者のシニアライフ
従業員100人以下の中小企業を経営する社長は、「人生晩年期をどう過ごしたいか」という計画を持ちにくいのが実情だという。その理由として「息子は会社にいるが未熟で、事業承継できる状態に持っていけない」「会長職になったが、役員報酬が20年、30年後まで安定的にもらえるという保証がない」など、中小企業の経営者はサラリーマンよりもシニアライフへの不安を抱く。なぜか。それは、直面する企業経営の安定化に必死であるからだ。
秋山氏は「経営者のご家族にとっては、会社の未来と自分たちの家族の未来が同一直線上であることは理解しつつも、本音は不安を抱えながら未来を考えないようにしているという方が実は多いのではないでしょうか」と語る。
●問い合せ、054・297・4227 (人生会議〈㈲アド・ソリューションズ内〉)