㈱中島屋ホテルズ(鈴木洋一郎社長)が3月に開業した「ガーデンホテル静岡」が好評だ。屋上階にフロントと、緑をふんだんに取り入れたルーフトップガーデンを設置したほか、「コンフォート」「アトリウム」「シャワーリラックス」という特色あるシングルルームの3タイプを用意している。
「コンフォート」は、ゆとりのある室内に、一人掛けソファを用意。壁面に木をあしらうことで、街中にいながらもリゾートな印象を与える。「アトリウム」は、ホテル中央の吹き抜けに面した部屋で落着きのある色調とし、都会的な気分を演出。「シャワーリラックス」は、寝室と多機能シャワールームを仕切るガラスパーテーションがコンパクトな空間の中に広がりを見せる。また、フロア毎に異なる「シモンズ」「サータ」「シーリー」「日本ベッド」のマットレスを採用し、有名4メーカーの寝心地を楽しむことができる。
旧中島屋ビルを改装した同ホテルは、6~9階に客室113室を配置。1泊6400~1万2000円で、主にビジネス客の利用を見込んでいる。
これは、2016年の同社創業100周年記念事業の一環。16年は7月に焼津グランドホテル(焼津市)を改装したほか、12月に静岡グランドホテル中島屋を「中島屋グランドホテル」に名称変更するなど刷新の取り組みを続けている。
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