宅地の分譲や不動産買取事業などを手がける㈱Sweets Investment(静岡市葵区本通8─3─2、玉木潤一郎社長)は全国チェーンの大手不動産ブランドを脱退し、1月11日に新ブランド“空き家買取専科”を立ち上げた。住所は静岡市葵区本通8─3─2。黒田淳将店長以下8人のスタッフで運営する。
同社によると、2013年度の住宅・土地統計調査では820万戸にのぼる空き家が全国に存在しており、空き家率は13・5%と過去最高を記録しているという。子育て広報担当の三輪早苗さんは「2015年に不動産買取再販専門店のFCに加盟して以来、多くの地元の皆さまや事業者の方々に助けられて順調に事業を伸ばしてきましたが、より地域の皆さまに当社が空き家の買い取りを専門に行っている会社ということを知っていただきたいという思いから、このたび自社ブランドを立ち上げました。家は、空き家のままで置いておくと負債になってしまいます。私たちはそうした空き家を買い取って、古きを生かした付加価値のあるデザインにリノベーションすることで、空き家を資産に変えていきます。今回の新ブランド立ち上げを機会に、空き家問題の解決を通じて地域の皆さまのお役に立てるようスタッフ一同、一丸となって頑張ってまいりますので、ご支援よろしくお願いします」と話している。
“空き家買取専科”の主な営業エリアは静岡市と志太地区。同社では初年度年間60件程度の買取再販実績を見込んでいる。店舗の営業時間は10時~17時。土日祝日休業。
問い合せ、054・275・1380