SPGF㈱(東京都港区芝2―10―1芝ブライトビル4F、仲田憲仁社長)は、中小企業のための新しいネットワーク組織「SPGFグループ」の支部を全国各地に設立した。4月1日より活動と一般会員の募集を開始する。SPGF㈱は、全国に点在する商工会議所の青年部が中心となり、中小企業同士を業種に関わりなく結び、人脈ネットワークの拡大と、中小企業をビジネス面で支援しようという組織。
2月1日には全国各地でプレス発表を行い、静岡県では、静岡市役所で静岡支部(上柳正仁支部長)会員が説明会を開いた。商工会議所青年部は、一定の年齢になると卒業しなくてはならないが、SPGF会員になることでそのルールにとらわれず全国的に人脈を広げることができるという。
これまで全国に支社・支店を持つ大企業しか受注できなかった業務や事業を、SPGF㈱が受け皿となって受注し、ネットワークを通じてSPGF㈱に加盟している全国の中小企業に振り分ける。上柳支部長は「“小さな会社が集まれば、一つの大きな組織になる”ことを理念に、大企業と中小企業間における“ヒト・モノ・カネ”の差を埋め、大きなビジネスにつなげていきたい」と話している。2月1日現在の会員数は全国で約150人。今後は全国3万3000人の青年部会員(静岡県内1700人)を中心にアプローチし、加入を促していく。静岡支部では3年間で1400人の加入を目指している。また同社は一般社団法人も設立。全国から吸収した会員の意見を東京に集約させ、将来は政府や国会に政策提言をしていくという。社団法人の入会金は1万円、年会費6万円。
●問い合せ、0545・30・6305 (上柳)