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【BACON】美しく朽ち果てる廃墟、臨場感溢れる動画作品も展示「変わる廃墟展 2018」6月3日まで開催中

2018/05/20 [05月20日号掲載]

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 ㈱BACON(べーこん)は、廃墟をアート作品へと昇華した写真展「変わる廃墟展 2018」を、静岡パルコで6月3日㈰まで開催する。入場料は300円(3歳以下は無料)。東京・名古屋開催時と、展示レイアウトや作品を一部変更するなど、ただの巡回展ではない、美しい巡回展を楽しめる。

 通常、廃墟と聞いてまず思い浮かべるのは、朽ち果てた印象、そして心霊的印象が強い。同展では、見ているだけで廃墟のイメージが180℃“変わる”廃墟のもつ美しさ”に注目。タイトルにもある“変わる”とは、今まで持っていたイメージの転換を意味しており、息をのむほど美しい写真や物語を想起させられる作品は男女問わずに楽しめる。静寂のなかに眠る美しさを体感できる写真展だ。また、会場内の特設ブースでは、プロジェクターによる動画作品の初公開も予定。その場に行ったかのような臨場感を体験できる。

 また同展には、廃墟星景写真展などを行いInstagramフォロワー数が3万人を超える啝(わ)をはじめ、全13組のアーティストが参加する予定だ。

 アーティストの啝(わ)は、全国津々浦々の廃墟を巡る日々を過ごし、近年は廃墟×星景の可能性に魅せられ、夜な夜な廃墟に出没している。主な活動として、2015年個展「失われた場所プラニスフィア」(オリンパスギャラリー)、「変わる廃墟展」(TODAYS GALLERY STUDIO)、マンフロットImagine More 「失われた場所について」記事連載、2016年「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」(TODAYS GALLERY STUDIO)、「失われた場所クロニクル 美しい廃墟カレンダー 2017」出版(翔泳社)、2017年個展「失われた場所プラニスフィア」(POINTWEATHER)などがある。