公益財団法人するが企画観光局は、「吉田のうなぎ」と「焼津のミナミマグロ」という静岡中部が誇る海産物の2大グルメを一堂に会し、その美味しさだけでなく、それぞれの食の“職人技”を競い合う食フェス「うなとろ対決」を11月10日㈯10時から吉田町にある県営吉田公園芝生広場Aで開催する。入場無料。
「吉田のうなぎ」「焼津ミナミマグロ」それぞれの地元から、合計14店舗が出店。27品目、合計約1400食を、500円からの価格で販売する。「うなぎ」は、かば焼きなどの定番のほか、良質で身が締まった大井川のうなぎの名産地・吉田町ならではのフィンガーフードスタイル「小串蒲焼」や、うなぎを使ったお菓子などイベント限定の創作メニューを用意した。また「マグロ」は、焼津港で水揚げされた新鮮なミナミマグロを使い、刺身、焼き、炙りなど多彩なメニュー。中でも注目は、地元の方でもなかなか食べられない幻のメニュー「頭肉を使ったカツ丼」だ。
大井川河口で養殖する「吉田のうなぎ」は、大正時代からつづく浜名湖に次ぐうなぎの産地。身が柔らかく脂ののりもよいうなぎとして、うなぎ好きから高い人気を誇る。また、江戸時代から漁業の町として栄えた「焼津のミナミマグロ」はカツオと並び焼津を代表する魚。南半球の比較的水温の低い海域を回遊するマグロで、身が引き締まり脂ののりがよいのが特徴。「甘いマグロ」として万人に愛され、古くから鮨には欠かせない食材となっている。
●問い合せ、054・251・5937