BNIユニバースチャプターは5月26日、第2回オンライン名刺交換会を開催した。
〝コロナ支援 静岡の経済を止めるな!〟と銘打った今回のオンライン名刺交換会は、在宅勤務や営業自粛により、顧客との接点を失った企業や飲食店などを救済するために企画されたもの。参加はFacebookで募り、当日はWEB会議システムZOOMを通じて約300人の経営者や店主が交流を深めた。
オンライン名刺交換会にあたり、参加者は事前に会社・店舗名や住所・連絡先〝コロナで困っていること〟や〝こんな支援を求めています〟などを記した自己紹介シートを作成。1グループ9人に分かれて、それぞれが1分間ずつ自身が販売したい商品や紹介してもらいたいターゲット顧客などを発表した。自己紹介終了後は、フリートークタイムを設け、親交を深める仕組みを取り入れた。各グループには運営スタッフがコーディネーターとして参加し、進行役を務めた。名刺交換会は、グループを分け直し、計4回行った。名刺交換は、Facebookで友だちとなることで完了するようにした。
オンライン名刺交換会のメリットは、Facebookでつながりを保つことで、必要に応じてオフラインで商談ができる入り口をつくれることだ。さらに〝売りたいもの〟〝営業したい相手先〟などをダイレクトに伝えることで、マッチング精度を高めている。主催者代表の松城充孝氏(㈱松城・専務取締役)は「新型コロナウイルスの影響で課題を抱えている人たちは多い。人と会う機会も限られ、一人で考えても、解決の糸口さえ見つからないというのが現状だと思います。課題を共有し、直接商談できる機会を設けることで、静岡の経済を少しでも良くしたいと考え、オンライン名刺交換会を企画しました。今後はオフラインでぜひビジネスチャンスを掴んでほしい」と話している。