㈱静鉄ストア（静岡市葵区末広町95、竹田昭男社長）は、『サステナビリティ レポート２０１９（Ａ４版・32ページ）』を発行した。レポートは同社のＣＳＲ活動に関する取り組みを情報発信することを目的に２０１５年度から毎年制作しており、今回が５号目となる。
２０１９年度版は、２０１９年４月〜２０２０年３月に実践した人財育成、食育推進、地域貢献、環境保全に関する活動内容を掲載。ＳＤＧｓに基づき〝誰一人取り残さない社会を実現するための挑戦〟と題した取り組みを紹介している。
20周年を迎えた２０１９年に静鉄ストアは〝持続可能な成長を続け、関わる全ての人の幸福に貢献する〟というサステナブル宣言を策定。環境・社会・経済という三つの観点から、持続可能な社会の実現と同社の成長のための方向性を示した。多様な働き方のための支援制度や福利厚生の充実。子どもたちとともに米作りをする食育事業『田んぼプロジェクト』や高校生対抗レシピコンテスト『鉄板焼き甲子園』、障がいのある人が描いた作品をレンタル・店内に掲示する『まちじゅうアート』、環境保全を目的にした『エシカル消費（環境・人・社会・地域にやさしい商品を選んで買う消費活動）』の推進、バイオマスレジ袋の導入など数々の取り組みを実施している。２０２１年度の目指すべき姿を〝食を通じて、地域と共にお客様の生活をより豊かにする〟と定め、コロナ禍においても、独自の試みを継続しながら、選ばれる企業（店舗）体制づくりに力を入れていく方針だ。
- 問い合せ、０５４・２０５・７０１０