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キリングループ 2014年事業方針を発表

2014/02/20 [02月20日号掲載]

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 静岡県内に拠点を置くキリングループ各社による2014年事業方針発表会が1月に行われた。 ビールの主役は『新・一番搾り』  キリンビールマーケティング⑭静岡支社の大角晋朗支社長は、ビール・発泡酒・新ジャンルの総市場は縮小傾向にあるものの、静岡支社の売上は全国平均を上回ったことに触れ、営業担当者とマーチャンダイザーがチームとなり活動する“ユニット営業”が成果につながってきたと振り返った。  2014年はビール・発泡酒・新ジャンル合計で対前年比0・1%増、チューハイ等のRTDで8%増とする全社目標を静岡でも目指していくほか、『新・一番搾り』を中心に据えた商品価値訴求、ユニット営業による地域密着営業の深化を図るとした。またギフト向けに『一番搾りプレミアム』を発売し新しい価値を提案する。  さらに、W杯出場のサッカー日本代表を応援、静岡県のうまいものを応援、大道芸ワールドカップin静岡をはじめとする地域のイベントの応援、と各々の支援に変わらず注力する姿勢を示した。 『プラズマ乳酸菌R』に注目  キリンビバレッジ⑭静岡支社の小須田武志支社長は、2013年販売数量が前年比6%増と大幅に上回り、『午後の紅茶 おいしい無糖』や『メッツコーラ』、『世界のKitchenから』の好調がこれを牽引したと指摘した。  2014年は定番の『午後の紅茶』『ファイア』『生茶』に追随する第2の柱に『メッツコーラ』『世界のKitchenから』を育てつつ、新たな飲料文化の創造というスタンスから、プラズマ乳酸菌を採用した新商品『小岩井まもるチカラの乳酸菌』『プラズマ乳酸菌の水』の提案にも力を入れる。  ほかメルシャン⑭によるイベント開催の予定や、キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所の紹介等が行われた。