昨年、藤枝青年会議所は設立50周年を迎えた。51代目となる中村重之理事長は、今年度のスローガンを『GO!一歩』に決めた。51年目の新しい藤枝青年会議所の一歩を踏み出すという決意と覚悟を持って。なかでも、“歩”という言葉に込められた中村氏の熱い想いを紐解きながら、故郷をこよなく愛し、「藤枝市の活性化のために全身全霊を懸けて取り組んでいきたい」と誓った中村氏に、県内では3番目の会員数を誇る藤枝青年会議所が手がけていく事業について話を聞いた。

 

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■略歴

中村重之(なかむら・しげゆき)

昭和50年6月7日生まれ。藤枝市出身。藤枝明誠高等学校を卒業後、大学進学で上京。大学3年生の時に、父親の病気のため家業を手伝うため中退し、中央印刷⑭に入社した。趣味はバンドで、ギターを担当する。現在、メンバーも年齢を重ね結婚し、家族を持っているため、昔のようにはなかなか集まって演奏する機会も少なくなったようで、今は結婚式の余興として演奏することが多いと嘆く。