㈲アクセス ユープラン(静岡市駿河区東新田2—15—20、中溝一仁社長)では、コンピュータウイルスに関する相談が急増している。
中溝社長によると、最近のコンピュータウイルス被害は大きく分けて、①リモートコントロール②情報漏えい③ランサムウエア④詐欺ソフト—の4種類があるという。リモートコントロールによる被害は、文字通り違法な遠隔操作によるものだ。コンピュータに内蔵されているカメラでプライバシー情報が流出する恐れがあるほか、機密情報の閲覧やコピー、改ざんされる可能性がある。さらにウイルスに感染した端末を踏み台に(経由)して、第三者のコンピュータに攻撃を仕掛けるケースも見受けられ、知らない間に被害者から加害者になってしまうという事例もあるという。コンピュータウイルスに関する一番大きな問題は「放置してしまうケースが多いこと」だと中溝社長は指摘する。「お金を支払わないとデータをロックしたり、消去したりしてしまうランサムウェア以外は、ウイルスに感染しても普通にパソコンは使えてしまいます。そのため忙しいと、つい目の前の仕事を優先してしまいがちですが、放置したままにすると、そのウイルスによって詐欺ソフトやランサムウエアを仕込まれたり、社内の別のコンピュータに感染したりとリスクが高まります。そうした現状を踏まえると怪しいと感じたら、すぐに相談して下さい」。
アクセス ユープランの店頭診断は無料。出張診断や預かりの場合の作業料金は有料となっている。
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