佐野亮介税理士事務所(静岡市駿河区八幡1—5—25、佐野亮介所長)は、専門知識を必要とする経営課題において、各分野の専門家と連携し経営をサポートする「匠プロジェクト」サービスを開始した。
創業35年を迎える同事務所は、佐野所長が2020年2月に父親から事業を引き継いだ。佐野所長は「お客さまの思いに寄り添い、目標に向かって一緒に考え、行動することができるこの仕事にやりがいを感じています」と話し、行動レベルまで落とし込んだ成長計画を経営者と一緒に策定していく。
今年2月に開始した「匠プロジェクト」は、専門知識を必要とする経営課題において、事業者と各分野の専門家をつなぎ、課題を解決するという独自のサービスだ。経営計画を作成していく中で、顧客に対して綿密なヒアリングを行い、課題や展望を洗い出す。そして、必要に応じて経営改善に関わる各分野のプロ(匠)につなげ、より強い会社にするための支援を行ってもらうというもの。各分野の専門家に介入してもらうことで、専門外の分野に頭を悩ませ時間を浪費することなく自社の事業に専念できる。また、税理士が介入するためスムーズに予算を組める。専門業者の進捗確認や見直しなど、フォローも同事務所が定期的に行う。
外部専門家は、アプリやHP、システムなどの開発、M&A支援など「販売促進」関連のほか、補助金・助成金やペーパーレス化、IoT導入支援など「業務効率化・経費削減」関連、経営改善計画策定やBCP対策、組織体制、人事制度の見直しなど「組織強靭化」関連、印象やモチベーションアップなどの「経営者サポート」関連など多岐に渡る。
今後は、SNSによる情報発信、またその効果的運用に注力するとともに、顧問向けに税金や会計、補助金などに関するWEBセミナーを開催し、顧客との強固な関係性を構築していくという佐野所長。「私も一経営者として、経営者の皆さまから相談されるに値する人間でありたい。常に前向きにチャレンジしていきます」と意気込んでいる。
- 問い合せ、054・283・1880