静岡の企業情報

地域活性化

【つかもと印刷】シズオカ×カンヌウィーク2021秋SDGsシネマ&ヴォードヴィルフェスティバルに出店

2021/10/20 [10月20日号掲載]

Pocket

 ㈲つかもと印刷(静岡市葵区新伝馬1─5─14、塚本晋也社長)は、10月23・24日と11月6・7日に開催される『シズオカ×カンヌウィーク2021秋 SDGsシネマ&ヴォードヴィルフェスティバル』に出店する。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言を受け、日本酒の販売に苦慮する酒蔵の販売支援が目的。10月は京都・伏見の酒蔵“招徳酒造”と山城地域の“城陽酒造”の蔵元とのトークショーを交えた実演販売を予定。11月は静岡の酒蔵 三和酒造と箱根山の“井上酒造”の蔵元とのトークショーなどを予定している。イベント当日は、地元静岡の酒蔵や全国の地酒を幅広い人たちに知ってほしいとの思いから、秘蔵品を含めた静岡県(英君・開運・臥龍梅・志太泉・高砂・富士正)の銘柄と、全国(寒竹・招德・城陽・神開・箱根山・長良川)の特別な銘柄を販売する。

 同社は、全国の日本酒・ワイン・焼酎などのパッケージやラベルなどの企画・デザイン・印刷を行う。他にも地場産品を中心に、食品関連・お茶・化粧品などのパッケージやラベルなども製造する。

 酒蔵関連だけでも日本全国に300件を超える取引先がいるため、日本酒の販路拡大に貢献できればと考えた。また、将来的には日本各地の名立たる酒蔵を一同に会した日本酒の一大イベントを地元静岡で開催したいと塚本社長は考えている。「地酒に携わる者として、微力ながら酒蔵の売上に貢献できれば嬉しい。今後は日本酒を地域活性化の切り口として、地元静岡を盛り上げていきたい」という。以前は、静岡ではなかなか手に入らない貴重な地酒を塚本社長が懇意にしている居酒屋や小料理屋などに紹介していた。緊急事態宣言解除後は、これらの飲食店などで蔵元を招いた地酒の会を開催したいと準備を進めている。

  • 問い合せ、054・271・5521