フジタカ＆パートナーズ㈱（静岡市清水区谷田８—２、藤田尚徳社長）は、静岡の抹茶を使ったシロップ『生しず抹茶』の販売を開始した。
同社は昨年、静岡の特産品である茶葉を使った新商品を開発するため、無農薬・無化学肥料の有機栽培で知られる葉っピイ向島園（藤枝市瀬戸ノ谷１３０７９、向島和詞園主）とコンソーシアムを組成。チャイシロップ販売を手がける梅ヶ島くらぶ（静岡市葵区梅ヶ島４７３７—12、辻美陽子代表）と共同し、新商品の開発を進めてきた。このほど商品化した『生しず抹茶』は、香り高い有機抹茶の豊かな香りと色合いを表現しているのが特徴だ。加熱しても変色することがなく、リキュールや炭酸、ミルクで割って飲んだり、スイーツソースに使ったり、さまざまな用途で活用できるという。なお今回の事業は、静岡県のお茶振興課とＣｈａＯＩフォーラムが進めている『ＣｈａＯＩプロジェクト推進事業』の補助金を活用したものとなっており、「近年話題になっている健康志向の抹茶を、より親しみやすく、食しやすくしたシロップです。県内の抹茶需要を喚起できるように販路を拡大していきます。今後もフジタカ&パートナーズは、このように静岡にまだ眠っていて世に出ていないマイナー文化をメジャー文化にしていくお手伝いをしていきたいと思います」と藤田社長は話している。業務用の代理店は㈱トミヤコーヒーで、商品の販売・配送をしているが、問い合わせはフジタカ&パートナーズで受けつけている。価格は、1パック（５００ｇ）２３７０円（税別）。
- 問い合せ、０５４・３４０・８８８８