“やさしくハリして”静岡茶町総合鍼灸院(静岡市葵区茶町1─12─2、1F、齋藤直人代表)は、昨年4月のリニューアルオープン後、業界でも珍しい医学的な理論に基づいた「美容鍼灸」が口コミで広がっている。特に顔のしわ、たるみ、目の開き方、法令線などに悩む人の評価が高い。
これまで静岡市と富士市で鍼灸院などを経営していたが、これまでの事業を手放し、一念発起して同鍼灸院をオープンさせた。「一人院長にこだわりを持って、目の前のお客さまに感動を与えたい。多店舗展開はせず、私のような取り組みをしたいと考える鍼灸院にプロモーションやセールス、マーケティングという面で応援していきたいと思っています」。
斎藤氏は大学卒業後、大手ハウスメーカーに勤め、管理職まで上り詰めたが、ある時突然、会社を辞めて自分探しの旅へ。最終的に辿り着いたのが鍼灸の世界だった。8年前に鍼灸師を雇用して複数の鍼灸院を経営していたところに、美容鍼灸のパイオニア・北川毅氏と出会い、自身の方向性を定めた。「医学的なアプローチから理論的に美容鍼灸と向き合う北川氏に強い衝撃を受けました」。
最近は、幹細胞培養上清液(医療用)を使った肌再生の美容鍼メニューを加え、話題を呼んでいる。「美容を目的に来院する方が多いですが、4割〜5割はそこをきっかけに、さまざまな治療を要望するお客さまです。副作用がなく、自分の力で治す手助けをする鍼灸の良さをもっと広めていきたいですね」。
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