葉っピイ向島園㈱(藤枝市瀬戸ノ谷5077、向島和詞園主)は、完全有機栽培で自然や地球、人に優しいお茶づくりを追求し、プロダクトアウト※のスタンスで営業している。同園のこだわりある取り組みが評価され、食をテーマにした人気漫画「美味しんぼ」101巻(2008年発行・小学館)で紹介された。
同園の創業は1982年。〝生あるものすべてとの共存〟という、持続可能な世界のための倫理観ある理念のもと、完全有機栽培(無農薬・無化学肥料)にこだわり、安心安全なお茶づくりに励んでいる。19年前に代替わりし2代目園主となった向島和詞氏は、先代が試行錯誤の末にたどり着いたお茶栽培の技術や、持続可能な自然との共存、健全な生産・加工・販売という〝思い〟はそのままに、同社のブランディングや生産性向上、講演会活動などブラッシュアップを進めている。向島園主は「大量生産・大量消費の時代は終わりました。自然の恵みによって生かされている私たちは、地球に優しい商売をするべきです。〝健全に繋がっていく〟ことをベースにしている私の思いや経営方針に賛同して下さる顧客を大切すると同時に、一人でも多くの人に当園のマインドを知ってもらい、持続可能な地球環境・社会の実現に貢献したい」と話している。
同園の商品は、ECサイトや東京都内の百貨店などで購入が可能。
- 問い合せ、054・639・0514
※プロダクトアウト=商品開発や生産において、作り手の理論や計画を優先させる方法