きみくら㈱は4月9日、『日本茶きみくら静岡呉服町店』(静岡市葵区呉服町2—5—21、竹嶋友規店長)をオープンした。
『日本茶きみくら』は、創業89年の丸山製茶㈱(掛川市板沢510—3、丸山勝久社長)グループ・きみくらが運営する日本茶専門店だ。掛川市に本店を構え、静岡市内には初出店となる。店内には、物販スペースと茶寮(飲食スペース)を確保。販売スペースでは、県内を中心に全国の茶産地のこだわりの日本茶や菓子、茶道具、贈答用品を取り揃えている。販売スペースの一角にある呈茶(ていちゃ)の場では、スタッフが5種類の茶葉が入った標本箱でそれぞれの特徴を説明。気になるお茶を試飲した後に茶葉を選ぶことができるようにしている。
一方の茶寮はお茶と甘味が楽しめる飲食スペースだ。日本茶は季節に合わせて用意された5種類の茶葉からお好みのものを選べるようになっている。甘味はあんみつやあん玉、安倍川もちなど静岡呉服町店限定メニューも取り扱っている。「きみくらでは100年先まで茶畑を守り続けたいというコンセプトのもと事業を展開しております。店舗はお客さまとともにお茶の良さや素晴らしさを体験する場だと考えております。体験を通じてお茶の魅力を再発見していただけたらうれしいです」と竹嶋店長は話している。
営業時間は、10時〜19時(茶寮ラストオーダー18時)。坪数71坪(茶寮テーブル席14席・カウンター6席)。定休日は年末年始。