希翠園（掛川市大坂５６３８─９、服部大希代表）は、天然素材を使用した冷却人工芝「COOOL TURF」（クールターフ）の販売・施工を行っている。直近では、幼稚園をリノベーションして生まれたコミュニティスペース「みしま未来研究所」（三島市）が同敷地内の広場に導入した。服部氏は「COOOL TURFは、人工芝ですが、トコトン天然芝を追求したものです。通常の人工芝の課題点を克服したものだと実感しています。静岡市を中心に県内で展開していきます」と今後の抱負を語っている。
一般的な人工芝は炎天下に照らされると70℃を超え、アスファルトより熱くなるという。それに対しCOOOL TURFのハイテク芝は１００%天然素材の冷却目土充填剤「寒土 ─KANDO─」を使用する。寒水石、黒土・ココヤシガラ、川砂などをブレンド構成された充填材だ。服部氏は「熱くなく、自然に近いため一般的な人工芝よりも体への負担が軽減されます。子供たちが裸足でのびのびと自然を感じながら走り回れ、ドッグランでも犬の足を守りながら、家族みんなで快適な時間を過ごせます。また寒土は、温度低減の他にも、固まらない・消臭効果・殺菌作用・防臭効果などの特徴があります」。
服部氏は高校を卒業後、京都の庭園を見て「これだ」と造園業の修行に入り、独立して４年目となる。「造園業に限らず、仕事は技術も大事ですが、人とのコミュニケーションが何よりも大切です。COOOL TURFは施工も簡単でDIYとして敷設することも可能です。一緒にお手伝いさせていただきます」。
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