レオリブレ㈱（静岡市清水区幸町11—14、佐口恵子社長）は、法人会員契約に力を入れている。
企業にとって社員の健康は重要な資産であり、健康を守る福利厚生制度は先行投資となる。健康経営に取り組むメリットは、①社員の労働意欲の高まりによる生産性の向上②体調不良による長期休職や離職などのリスク低減③医療費の削減④職場環境改善による企業イメージの向上—など。法人会員プランは利用回数や都度利用料が異なる２種類を用意しており、社員とその家族が利用できる。
１つは「パブリック法人会員プラン」。何人利用しても月会費は一律３万
６７２０円。利用者は都度３９０円を支払う。もう１つは「セミパブリック法人会員」。50回の利用制限があり、月会費は１万３２００円。利用時の支払いは５５０円。いずれのプランも入会金は１万円、事務手数料は年間１万
２０００円（全て税込み）。
同社は36年前、静岡県下で初めてフランチャイズのスポーツクラブをオープンした。そのノウハウを生かし16年前、“アットホームなスポーツクラブ”をコンセプトに「レオリブレ」として独立した。地域に密着したジュニアスクールとして少子化の昨今、スイミングスクールだけでなく、英語教室や体操教室、空手教室などの習い事を複数同時受講することで保護者の身体的、経済的負担の軽減につながると多種多様な教室を展開している。またシニア世代にも対応しており、ジム施設利用料を割安に設定するだけでなく、人生を豊かにする月１回無料勉強会「ライフアップセミナー」を開催するなどユニークだ。健康寿命を延ばす目標のもと、高齢になっても無理なく継続できると好評だ。清渉常務取締役は「親子３世代で通えるよう地域の方々には身近にある当施設をもっとうまく有効利用してほしい」と話す。
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