製造業の業務支援を行う望月慎吾氏(静岡市葵区)が、デザイン事務所「Mochizukiデザイン製作所」を立ち上げ、WEBサイトや各種広告物、ロゴなどの制作サービスを本格的に開始した。〝製造業に強いデザイナー〟として、静岡県内の製造業に新たな価値を提供する。
大学を卒業してから約15年間、製造業で営業や品質管理、設計などの業務を経験した望月氏は、2020年に独立し製造業の業務改善や取引先開拓、技術サポート、トラブル対応などの業務支援を行っている。「クライアントの取引先分散化によるリスク軽減や、商品・サービスへの思いや価値を届けたい人・求めている人に届けるなどの課題を解決したい、また製造業の優良企業を多くの人に知ってもらいたい」と、今年4月にデザイン業務に本格的に着手した。
製造業に特化したデザイン業務をするにあたり、クライアントの課題や悩みを明確にし、強みや魅力を引き出すのはもちろん、製品の特長や用途を図面から読み取り理解できる、製品やサービスのこだわりを理解しデザインに反映できる、認識のずれが起きにくいなど、製造業に精通した望月氏だからこそできるきめ細かくスムーズな対応が売りだ。望月氏は「中小企業で製造業というと、どうしてもクローズな体質になってしまう傾向にあります。効果的なホームページや求人サイト、販促物で時代に対応できるオープンな企業に変革していければ。頭の中にある〝こうしたい〟を見える化し、解決する支援をさせてください。調査から企画、デザイン、保守、運用、改善までワンストップでサポートいたします」と話している。
●問い合せ、080・7947・4202