静岡県相続診断士会(勝又美和子会長)は4月18日、静岡市葵区にある葵タワー12階でセミナーを開く。時間は18時30分から。参加費は1000円。同会副会長で東京海上日動あんしん生命保険㈱静岡生保支社の堀越崇氏が「生命保険 保険金トラブルの現場から」をテーマに講義する。
相続の発生と同時に起こるのが「死亡保険金の支払い」。遺族(相続人)にとって大切な生活資金であったり、法人契約であれば会社を建て直すための極めて重要な資金となる「死亡保険金」だが、残念ながら、必ずしもスムーズに支払われるケースばかりではないという。また、支払いがスムーズでも契約形態の一見些細な間違いにより、重大なトラブルに発展するケースもある。
今回は、外資系・国内系・損保系生保を渡り歩いてきた堀越氏が、保険金部(保険金支払い部署)で経験したトラブルを「再発防止」の観点から紹介する。堀越氏は「生命保険関係者以外の方にもお役に立つ内容ですので、皆様是非ご参加ください」と語る。
同会は一般社団法人相続診断協会とは独立し自主運営されるスタディグループ。「日本から争う相続を無くし笑顔相続を広める」という一般社団法人相続診断協会の目的に賛同し、その目的達成のために志の高い相続診断士が集い、営利目的ではなく情報交換や勉強会などにより自己研さんを行う事を目的としている。2018年6月に発足し、今回で24回目の開催となる。
「教える事は学ぶ事」の精神で、己の利益は追求せず、ボランティアの精神で相続診断士の仲間と学ぶ姿勢のある人を参加資格としている。(なお、相続診断士資格を持たない人でも3回まではオブザーブ参加をすることが可能)。
- 問い合せ、080・6690・8243(堀越氏)