㈱エー・ジー・テクニカル（渡邉信之社長）は、９月27日に静岡市駿河区鎌田４１４—14に新社屋を建設し移転した。敷地面積は６６１・18平方メートル、新社屋は鉄骨造２階建て延べ３３６・56平方メートル。
今まで同社の作業所や事務所、複数の駐車場などが各地に点在していたことから、一か所に集約した。事務所と倉庫、駐車場24台を併合し事業の効率化や社員増員、事業拡大を図る見通しだ。渡邉社長は「地球温暖化への影響が少ない設備を担う企業として、環境に配慮した製品やメンテナンスサービスの提供を推進し、安心して利用いただけるよう取り組みを継続しております。人材不足の時代ですが、技術者の育成にも力を入れていきたい」と意気込む。
昨年に創業50周年を迎えた同社は、主に業務用（中・大規模）の冷暖房機器やLPG高低圧機器などを扱う空調とガスの配管のプロ。矢崎環境システム特約店、矢崎総業サービス指定店、ダイキン空調機特約店、ダイキン工業サービス協力店として登録しており、主に空調機やガス設備の販売・設計・施工・メンテナンスを行っている。空調部門では、ダイキンの資格を取得したエンジニアが４人、矢崎のエンジニアが６人と技術者を豊富にそろえている。「フロン排出抑制法や建築衛生基準法など、ビルのさまざまな法令に対応したメンテナンスを実施しております」。
また、ガス部門では５人のエンジニアが常駐し、新設はもちろん修理やメンテナンスも迅速に対応している。「設備機器の設計・施工だけでなく、それに伴う付帯工事なども一式承ることで、施主さまや元請会社に手間をかけないサービス展開が強みです。一度ご相談ください」。
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