合同会社斉藤精肉店(静岡市葵区葵町7、齊藤卓久代表)は、看板メニューである「思わず笑顔になるローストビーフ」を筆頭に美味しい肉にこだわる3代目店主・齊藤卓久氏と、真心こめた接客で定評の妻・土子さんの二人三脚で経営する超人気精肉店だ。
ローストビーフをきっかけに扱う肉全般のクオリティの高さが知られるようになった。「最近では経営者の方が社員へのプレゼントにと、焼き肉用のお肉70セットの注文がありました。そういった『社員へ』という経営者からの注文が増えています」。
10年前に卓久氏は、従来の「まちの肉屋」から脱却するため、肉の生産者が見える、抜群に美味しい肉を求めた。そしてたどり着いたのが宮城県産。お米を乳酸発酵させた飼料を牛に食べさせ、牛糞を堆肥にする循環型の育て方にこだわる牛農家からブランド牛を仕入れている。
また、ローストビーフは「思わず笑顔になるローストビーフ」「葵町スペシャル」「いちばん豪華なローストビーフ」など、さまざまな種類を用意。肉の部位の特徴を生かして調理している。
一方、妻・土子さんは、来客者との会話を大切にしながら、ここの肉の良さを伝え広めている。「お客さまにもっとお肉を楽しんでほしいと思っています。今後は全国に向けたお肉のギフトにも力を入れたい」と話す。
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