乳幼児期の総合教育施設「あおぞらキンダーガーデン」などを運営するＮＰＯ法人なのはな（岡村由紀子理事長）は、４月から静岡市が認可する小規模保育所「なのはなガーデン」を静岡市葵区にオープンした。駒形商店街や公園に近接した、市内でも地盤が固いとされる住宅地に立地。安全で、街に溶け込みながらも、安心して遊ぶことができ、また木・土・紙など自然素材に触れることのできる施設を目指した。コンセプトは「子どもたちの家」。 　０歳～２歳の子どもたちの保育を行う。手作りの日干しレンガを積み上げた外壁と無垢材の床や畳、障子の部屋や土壁で天井や壁を覆う洞窟のような部屋も設けた。 　ＮＰＯ法人なのはなは「子どもたちが、その子らしく生きていけるように」という理念で、「人として生きる感性的土台を形成する力を養う」ことに力を入れており、利用者から高い評価を得ている。創立20周年を迎えた「あおぞらキンダーガーデン」は無認可の保育施設でありながら、３年先まで入園希望者で定員オーバーという状態が続いている。同法人はあおぞらキンダーガーデン・なのはなガーデンのほか、駿河区で子育て支援スペース＆一時保育「わとと・あおぞら」・葵区で発達支援保育「まほろば」・静岡市城東子育て支援センターの指定管理者として「あんと」を運営している。 ● 問い合せ、０５４・２４６・２２１３