スペシャライズド静岡（静岡市葵区古庄４─１─３、大石真代表）は、同社で販売するマウンテンバイクやロードバイクを購入した顧客を対象に、自転車を楽しむイベントを定期的に開催している。大石代表は「せっかく購入した自転車に乗るチャンスがないのはもったいない。ぜひ、一緒に自転車ライドを楽しみましょう。ノウハウやメンテナンスなども含め、自転車を楽しむためのすべてを提供しています」と話す。
イベントライドは、日本平やオクシズ往復などの初心者コースから梅ヶ島や富士山往復などの上級者コースまでレベル別・目的地別に設定しているため、躊躇することなく参加することができる。参加者の年齢層は子育てが終わった50代の男女が最も多いという。最近では「サイクリング女子」と呼ばれる若い女性にも人気だ。
アメリカの３大ロードバイクメーカーのひとつであり、世界で初めて量産型マウンテンバイクを開発した「スペシャライズド」。全国にスペシャライズドストアは27店舗あり、スペシャライズド静岡は県内で唯一の店舗だ。自転車を購入する人の身体の状態や目的に合わせて自転車のフィッティングを行っている。大石代表は「スペシャライズドの自転車は、業界での技術は最先端の先を走っています。素材も非常に軽く、衝撃吸収能力に優れるカーボンフレームを使用し、機能性や安全性の実験確認も全てアメリカの自社で行っているので安心して快適に乗っていただけます」と話す。
大石代表が自転車に携わるようになったきっかけは、自身の中体連の卓球試合が終わったころに偶然見かけた自転車レース。下山するマウンテンバイクのかっこよさに衝撃を受けたことだった。中学生で初めてマウンテンバイクを購入後、多々のレースに参加し好成績を収め、自転車にはまった。レースで使っていた他社自転車が折れ、知人のプロ選手から勧められたスペシャライズドの自転車の頑丈さに魅せられ、現在でもスペシャライズド一択は変わらないという。
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