産業用の重油・軽油、LPガス販売や、ガソリンスタンド運営、太陽光発電事業などを展開する静岡資材㈱(本社・静岡市葵区南安倍1─8─14、佐藤康社長)は8月1日付で、浄化槽の保守点検など水回り工事を中心とした住宅リフォームを展開する㈲清港管理設備センター(焼津市大住101─1)をグループ会社化した。
佐藤社長は「当社は創業以来、生活に欠かせない『エネルギー』の供給を通じ、お客さまの安全で快適な生活を全力でサポートしてきました。今回、生活に密着した『水回り工事』を展開する企業をグループ会社化することでシナジー効果を生み出し、より社会に貢献できる企業を目指していきたい」と抱負を述べた。
清港管理設備センターは、1958年の創業。志太地域を中心に浄化槽の保守、水回り設備の交換、トイレ・浴室リフォームなどを手掛ける「水回りのプロフェッショナル」として事業展開している。
一方、静岡資材は1953年創業で72年目となる。創業時は、茶用燃料の木炭、石炭、コークスの供給を主な業務としその後、高度経済成長の時代になると、自動車燃料の需要が急増し、産業用燃料とガソリンスタンド運営、LPガス販売と業務を拡張してきた。近年は、電気の販売や太陽光発電事業なども展開している。佐藤社長は「近年、エネルギー業界を取り巻く環境は大きな変革期を迎えています。当グループは、豊かな暮らしづくりに貢献し続ける100年企業を目指し、これまでの歩み通り社会とお客さまのニーズをしっかり見定めて事業展開してまいります」と話している。