清水鉄工機械工業協同組合(椎野丘理事長)は11月8日、静岡市清水区の日本平ホテルで創立100周年記念式典を開いた。
椎野理事長は「この100周年をきっかけに、当組合青年部を中心に次の100年にふさわしい、当組合のビジョンを検討してきました。その結果“ものづくりを心底楽しめる仲間でありたい”という思いを共有していることがはっきりとしました。そこで、新ビジョンを『楽しもう、ものづくり経営』とし、組合員一同、努力していきたいと思います」と力強くあいさつした。
同組合は大正13年(1924年)に旧清水市内の鉄工業有志13人が親睦と技術の向上を目的として「清水鉄工組合」を結成、昭和22年(194年)に静岡県知事の設立認可を得て「清水鉄工機械工業協同組合」設立登記し、法人としての第一歩を踏み出した。現在は約83社で構成し、労働災害防止をはじめとした組織改善支援、技術研究開発の促進、経営革新に則した人材の育成、組合員相互間の情報交換などを推進している。