静岡トヨタ自動車㈱(静岡市駿河区国吉田2─3─1、川嶋秀樹社長)は、静岡県社会貢献活動促進基金(ふじのくにNPO活動基金)に対し300万円を寄付した。4月には川嶋秀樹社長が川勝平太静岡県知事を訪問し寄付金を贈呈し、県より感謝状を受け取った。 平成24年8月に静岡県と同社が締結した「社会貢献活動の促進に係る協定」に基づき、同社が取り扱う全14車種のハイブリッド車の新車販売実績に応じて算出される金額を寄付する。昨年4月に続く2度目の寄付により、総額は586万8000円となった。 目録を受け取った川勝県知事は「非常に大きな金額のご寄付に心より感謝いたします。ご趣旨に沿って活用をさせていただきます」とあいさつ。感謝状を受けた川嶋社長は「クラウン等の高級車でもハイブリッドを選ぶお客さまが増えており、社会全体の意識の変化を感じます」と話していた。 寄付金は同社が指定する、環境・交通安全・静岡県内の防災支援、3つのテーマにおいてNPO団体が行う社会貢献活動の支援に充てる。昨年度の寄付金は富士山世界文化遺産環境保全整備事業、森の大切さを知る環境保全事業、自転車乗り方指導、子ども交通安全教室等の社会貢献活動、女性対象の防災減災リーダー養成、防災活動事業等に活用された。