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専門学校 中央医療健康大学校に歯科衛生学科が新設 来年4月から

2014/07/23 [07月20日号掲載]

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学校法人鈴木学園(三島市)が運営する専門学校「中央医療健康大学校」(静岡市駿河区曲金6-7-5)は、平成27年4月から国家資格である歯科衛生士を養成する「歯科衛生学科」を新設する。現在、学科設置計画申請中。

 歯科衛生士は歯科衛生士法に基づいた国家資格。診療補助・歯科予防処置・保健指導を行うことができる。全身の健康を守るためには歯を健康に保つことが大切であるという理解が進み、命だけではなく歯の寿命も長くすることが求められている。鈴木学園の鈴木啓之副理事長は「現在の歯科医療は“治療から予防”へ転換をしています。歯科予防のプロとなるのが歯科衛生士です。高齢化社会の現代では必要不可欠な職種。歯科助手ではできない仕事をする歯科衛生士は人々の健康を守るやりがいのある仕事です」と語る。

 就職先は90%以上が歯科医院だが、その他にも総合病院口腔外科、保健所、市町村保健センター、介護保険施設、介護福祉施設、障害者医療センターなど多岐に亘る。今後、歯科衛生士は不足する状態が続くと予想されるという。

 中央医療健康大学校の授業では、歯科衛生士の専門知識の他にも併設する「理学療法学科」「針灸健康学科」「柔道整復学科」と連携し、高齢社会の中で快適な生活な生活が送れるよう、医療的なサポートができるチーム医療も学ぶことができ、リハビリテーション能力も身につく。健康支援について幅広く学べる。

 問い合わせは054-202-8700