８月２２・２３・２４日の３日間に亘り開催される“スマイル キッズタウン ふじえだ２０１４”の運営団体となる“スマイルプロジェクト”（古川賢吾代表）が、特定非営利法人としての認可を受けた。藤枝市制施行６０周年事業として小学１年生から中学３年生までの子どもたちが、静岡県武道館（藤枝市前島２－１０－１）を会場に“スマイルキッズタウンふじえだ”という街を子どもたちの手で運営していく。「“子どもたちが、子どもたちによる、子どもたちだけの街”をつくる仮想都市づくり型のイベントになります。子どもたちが大人の手を借りず、自分たちでアイデアを出し、自分たちで決定し、自分たちでみずからの街を創りあげる。子どもの街では、失敗することばかりかもしれません。しかし、子どもの街は子どもたちが想像して創る街ですから、何でもありなんです」。
７月１２日には蓮華寺池ホールを会場に、事前登録した子どもたちが集まり、学校や学年が異なる子どもたちと積極的に交流しながら協調性を育む“アイスブレイク”が行われたほか、翌１３日には子どもの街におけるルール説明会が開かれた。「銀行からお金を借りてお店を運営したり、給料をもらって税務署に税金を納めたり、ハローワークで仕事を見つけたりします。子どもたちには街のルールを理解してもらった上で、学校や学年が偏ることのないように、バランスよくグループ分けしました。」
７月２７日には、どんなお店をつくるのか、店舗運営に必要な資材や運営方法を話し合ったり、公共施設などの運営をシミュレーションしたりするほか、８月１０日にも事前ミーティングを開催する。“スマイルプロジェクト”の法人登記も完了し、地元企業からの協賛を募る体制も整った。「子どもたちの笑顔あふれる街の創造を実現するための準備ができました。より組織としての機能を高めながら、ＮＰＯ法人としての確かな実績を創りあげ、次年度に活かしていきたい」と古川賢吾代表は語る。
問い合わせ、０７０・５２５９・８８６３