㈲ヴイ・ダブリュ・ストーク(静岡市葵区吉野町7─12、望月聖司社長)は、静岡県経済産業部労働政策課や雇用推進課が進める『地域人づくり事業』を受託した。同事業は、国が進めている緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用し、静岡県が中小企業の“処遇改善”を支援する取り組みを企業や団体に委託する事業で、研修やコンサルティングを通じて在職者の賃金アップや女性の労働力活用などを支援する。
ヴイ・ダブリュ・ストークは同事業のうち、企業の課題発見と改善をテーマとした“中小企業の戦略イノベーション”と、女性の能力を活用する“女性スタッフの意識イノベーション”をつなぐための『女性イノベータ育成事業』を行う。現在、月2回のペースで“ビジネスが分かって元気になる!!”をテーマとした『ビジネシング研修』を実施しており、10月は22日、11月は6日、20日の10時~18時まで静岡労政会館(静岡市葵区黒金町5─1)を会場に開催される。講座は4科目あるため、分割受講することも可能だ。
今後、ヴイ・ダブリュ・ストークは『ビジネシング研修』を入り口に、これまで限定的だった専門分野の講師による研修や、同業種だけで行ってきた研修制度の在り方を見直し、さまざまな業種業態の企業が参加することで自由闊達に意見を出し合い、プロジェクトを推進していくための仕組みづくりや情報の共有化を進めながら、行政や自治体などとも協力し、ワンストップで経営相談から助成金などの支援が受けられるサポート体制の構築を目指す。
「これまでも自治体からの受託事業をはじめ、商工会議所、商工会、外郭団体などから企業革新に関するプロジェクトを数多く手がけてきました。本年から中小企業の経営者やビジネスマンを対象に、意識改革やビジネス革新を実践的に取り組むための『イノベーターカレッジ』を本格的にスタートさせました。ビジネス教育を主軸とし、人財育成にますます力を入れていきたい」と望月氏は意気込む。
詳細は、vw-stork.co.jp