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【葵煎餅本家】好みの画像やイラストを印刷できるオリジナルプリント煎餅が話題

2014/11/05 [11月05日号掲載]

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 ㈲葵煎餅本家(静岡市葵区馬場町20、海野和弘社長)のオリジナルプリント煎餅(通称プリントココナッツ)が話題を集めている。オリジナルプリント煎餅は、その名の通り、好みのイラストや写真、文字をカラー印刷したオリジナル煎餅をオーダーメイドできる商品だ。

 同様の商品として、瓦せんべいに焼印を押して社名ロゴや家紋、イラストなどをあしらったオリジナル煎餅をつくるサービスを手がけていたが、こちらの場合は「最初に金型代(約2万円)がかかり、小ロットのご要望に応えるのが難しく、色も焼き色(単色)でしか表現できなかった」(海野社長)という。

 一方の『オリジナルプリント煎餅』は、JPEG形式の画像データをパソコンに取り込み、煎餅に印刷する仕組みを取り入れているため、カラフルかつ自在性の高いデザインを施すことができるのが特徴だ。価格は1袋(2枚入り)で86円。20袋から注文できるなど少量生産に対応していることも人気の要因となっている。「ノベルティーグッズや名刺代わりとして、結婚式などの引き出物や誕生日プレゼントなどにもお使いいただけます。ご予算・ご要望に応じて、対応いたしますので、どうぞ、お気軽にお問い合わせください」。

 創業は明治2年。昭和初期には静岡浅間通り商店街に店を構えていたという葵煎餅本家。5代目店主である海野社長は、オリジナルプリント煎餅を、商店街の活性化に活用したいと考えている。商店街に店を構える17店舗で各店のオリジナルゆるキャラを印刷した煎餅を制作し、PRに役立てている。「静岡浅間通り商店街の話題作りの一役を担える商品になれたらうれしい」と海野社長は話している。

問い合せ、054・252・6260