用宗港にほど近いカフェレストラン、サリーズカフェ(静岡市駿河区広野5─11─15、仁科斉代表)は、ランニングやウォーキング、ロードバイクの活動拠点となる、ランニングステーション静岡用宗を昨年12月に開設した。
サリーズカフェオーナーの仁科氏が5年ほど前からランニングを始め、徐々に同好の仲間を増やしながら「月例静岡マラソン」等のイベントも企画・開催し、ランニングのコミュニティを育ててきたことが同施設開設の発端となった。「走った後のシャワー、駐車場、仲間が集まる場、と自分たちが必要なものを整理して、本業のカフェレストランの事業拡大にもつなげた形」と仁科氏は話す。
ランニングステーション静岡用宗にはシャワールーム2室と更衣室、ロッカーを設けた。会員登録不要で1回400円(税込)で利用でき、併せてレストランを利用する場合は200円割引となる。仁科氏の仲間をはじめランナーたちにも喜ばれ、開設2カ月で200名を超える利用があった。
「用宗には富士山を望む海岸線を走る素晴らしいランニングコースがあり、日の光にきらめく海、いちご街道から臨む久能山東照宮、春先の丸子川沿いの桜、とおすすめしたい魅力がたくさんあります! ランの後には目の前の漁港に揚がるしらす等の海の幸を味わう楽しみも。ぜひ両方楽しんでいただきたいですね」。他県からマラソンイベントに出場する際に立ち寄る拠点として、また出場後のチームの打ち上げ会場としてなど、カフェレストランがコミュニティの活動場所として有効に機能し始めている。今後さらにコミュニティの充実化とランイベントの開催、情報発信等に努めていく。
営業時間は9~22時。火曜定休。
●問い合せ、054・259・9961